"severe"
(スィヴィアー)
↓
「厳しい・酷い」
Good evening everyone! やはり日本はまだ夏でした。ニュースで「夏日」という単語が出てくるうちは夏だと思います。
さて、今回は日本語での意味が少し違う、「severe」(厳しい)です。日本語でもカタカナ言葉の「シビア」として使われていますね。日本語では「今回の判定はシビアだった」というような文章で登場しますね。
意味を軽くみたところでは日本語での使い方と違いはないようですが・・・。細かい意味合いを見てみましょう。
英語の文章で「severe」を使うと、
"He had a severe headache."
(彼は酷い頭痛に見舞われていた。)
や、
"They were given a severe punishment."
(彼らには厳しい罰が与えられました。)
という使い方ができます。翻訳上の言葉は「厳しい」や「酷い」で日本語の使い方とほぼ同じですが、実は限定的なものに対する「厳しい・酷い」という意味の言葉なのです。
意味の一つ目は「(何かよくないこと・好ましくないことの状況が)酷い」。上記の文章の「頭痛」のほか、「台風の被害」、「犯罪率の上昇」などに対して「severe」という単語を使うことができます。
二つ目の意味としては「(誰かに対する罰などが)厳しい」です。上記の文章のように「厳しい罰」という意味のを出すときに「severe」という単語を使います。
ここで、はじめに出した日本語の例文、「今の判定はシビアだった」という文章に戻ってみましょう。文章の「判定」という言葉には「好ましくないこと・よくないこと」、「誰かに対する罰」という意味合いはありません。なので、英語でこの文章を表すときには「severe」という単語は適切ではないことがわかります。
ちなみに「今の判定はシビアだった」を英語に訳すなれば、「That was a close call/judge」というのが適切でしょうか。
実は英語が得意な人でも意外と間違えてしまう今回の単語、是非覚えてみてください!
それではまた次回!See you next time!
「今週のプチ英語」は毎週火曜日更新予定です。
Comments