"piggy bank"
(ピギィ―・バンク)
↓
「貯金箱」
Good evening everyone! もうそろそろ八月、夏休みシーズンが近づいてきましたね。大人になると「夏休み」が子供の頃とは違う意味合いを持つようになった気がします。
歳ですかね?
さて、今回の単語は「piggy bank」、意味は「貯金箱」です。どれだけ頻繁に使う単語かは個人差がありそうですが。
今回の単語の「piggy」は「豚ちゃん(または子豚ちゃん)」という意味です。後半の「bank」は「銀行」という意味です。合わせると直訳で「豚ちゃんの銀行」ですが、これで「貯金箱」という意味になります。語源はもちろん映画などで見たことがあるような
豚の形をした貯金箱です。
ここからもう一歩、この「豚の貯金箱」の元を見てましょう。英語圏ではわりと
(イメージの上では)一般的な貯金箱の形ですが、どうやら理由があるそうです。
十五世紀の辺りでは、貴重品である鉄製のものを保管するために入手しやすかった「pygg」という粘土で作った陶器を使っていたそうです。この「pygg」(ピグ)の発音が「豚」(pig)(ピッグ)に似ていたので、イギリスの陶芸家たちが冗談まじりで豚の形をした鉄(のお金)を入れるための陶器を作ったのが始まりようです。そこから十九世紀頃には元の「pygg」という粘土の名前は忘れ去られ、伝統として「豚形の貯金箱」、
「piggy bank」を作る風習だけが残ったようです。
調べてみたら意外とちゃんとした理由からできた言葉だったようです。披露する機会があるかどうかはわかりませんが、そのチャンスを逃さないためにも是非今回の単語を
覚えてみてください!
それではまた次回!See you next time!
「今週のプチ英語」は毎週火曜日更新予定です。