"entree"
(アァントゥレ―)
↓
「(アメリカでは)(食事の)メインディッシュ」
Good evening everyone! わかっていたことではありますが、ついに気温が夏に近づいてきました。皆様、水分補給を忘れずに・・・。
さて、今週の単語は「entree」、意味は「(アメリカでは)(食事の)メインディッシュ」です。補足が多いですね。もう少し詳しくみていきましょう。
今回の単語は、正確には二つ目の「e」にアクセントマークがつきます。このように英語の言葉でアクセントマークがつくものは基本的には(英語における)外来語になります。(経験上そうであるだけで、確実に外来語かはわかりません。ご了承ください。)今回の単語は元はフランス語になります。
意味は食事における「メインディッシュ」です。お店や状況によっては食事の「おかず」を指す言葉にもなります。ステーキコースの中の「ステーキ」やからあげ弁当の「からあげ」が「entree」に当たります。今回の単語はわりとお弁当屋さんやレストランで
見かける単語です。
さて、上に書いたように「メインディッシュ」の意味で使われるのはどうやらアメリカと一部カナダのみのようで・・・。フランスはもちろん、イギリスなど他の英語圏でも
意味が変わります。
この単語「entree」の語源は「entry」(導入・入口等)で、元々はメインディッシュの「導入」、つまり直前に出る一品を指す言葉だったようです。昔とは食事の形式や品数などが変わったので、「メインディッシュ直前の一品」または「前菜」の両方の
意味で使わるようです。
なぜアメリカ(と一部カナダ)では意味が変わってしまったのか・・・は、わかりません。しかし他の英語圏とアメリカで言葉の使い方が異なるのはわりとよくあることなので、みなさんも注意してください。ちなみにカナダが一部だけ含まれるのは英語とフランス語が母国語として入り混じっているからのようです。地域によってはフランス語がベースで英語を使う地域と、英語がベースでフランス語を使う地域があるようです。興味深いですね。
このように国や地域によって意味が変わる単語はまだまだあるので、気を付けて覚えてみてください!
それではまた次回!See you next time!
「今週のプチ英語」は毎週火曜日更新予定です。
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