"coal"
(コォール)
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「石炭」
こんばんは。レッスンスケジュールの調整で一週間ほど留守にしておりました。そしてこの辺りはまた冷え込み始めました!ハワイではコートなどを着ることがなかったので、いつもこの時期はワクワクしております。
さて、今週はクリスマス関連の単語、「coal」(石炭)です。いや、英語圏ではクリスマスの単語なのです。
英語圏の国(アメリカ、カナダ、イギリスなど)ではクリスマスにくるサンタクロースは、一年間いい子にしていた子供にはプレゼントを、悪かった子供には石炭を持ってくるといわれています。
なので、子供は「いい子にしていないとクリスマスにプレゼントが貰えないよ」ではなく、「いい子にしていないとクリスマスのプレゼントが石炭になるよ」と親に言われて育ちます。
なぜ石炭なのかは諸説ありますが、子供が「欲しいもの」ではなく「必要なもの」で、なおかつサンタクロースと関連がある煙突・暖炉に関係したアイテム、というところから来ていると言われています。
クリスマスは全世界的なイベントですが、場所によっては地域色も出ておもしろいですね。
ちなみにアメリカの子供たちにとって「貰ってうれしくない」プレゼント、といわれて一般的に思いつくのは「靴下」と「フルーツケーキ」といわれています。少し古いイメージではありますが、子供心に靴下をもらってもうれしくないというのはわかります(日本はおもしろい靴下が多いので違うかもしれませんが)。
もう一つの「フルーツケーキ」というはこの場合伝統的な焼き菓子のことをさします。ケーキというよりはドライフルーツを練りこんだ固めのパン、という感じです。当然のごとくあまり甘くはありません。郵便などで送ったりするものだったようなので、保存がきくように甘くなくて、水分も少ない、ということだったようですが・・・。
まだまだ話は尽きませんが、今週はこの辺りで。
さて、みなさんは子供のころはどんなプレゼントが残念に感じたのでしょうか。
「今週のプチ英語」は毎週火曜日更新予定です。